え、、、
2013年7月23日
今日はちょっと変わった事故物件のお話。
最近、不動産紹介サイト「SUUMO」に掲載されていた賃貸物件の情報が巷で話題になりました。
※現在は、その物件情報は削除されています。
それは事故物件で、(自殺や他殺などがあった物件のことを指します)
その物件の紹介文が”あまりにポジティブすぎる”という。
以下、この物件の実際の紹介文です。
・事故物件♪
「人気の事故物件♪ 初期費用が少額♪T DL近い♪ バストイレ付き♪ 初期費用少額の事故物件出ました!一人暮らしなのに一人暮らしではないような感覚にさせてくれる寂しがり屋さんにオススメのお部屋です♪」(引用ここまで)
なんともポジティブな紹介、、、
ここまでポジティブでいいのか?と心配になりますね。
ちなみに、事故物件であることは必ず報告する義務があるので、
もし、売却したい物件が事故物件である場合は、
仲介を依頼する不動産会社にその旨を必ず伝えるようにしてください。
中には、”事故物件だと報告すると売却価格が下がるから”という理由で
事故物件であることを隠す方もおられますが、
物件の買主候補が見つかり、買いの話が進んでいる中で、
”後から事故物件だと分かった”なんてことになれば、
いろいろと問題になるだけでなく、契約自体無しということにも成りえますし、
売主に対して責任を追及するということにもなります。
また、売却のお手伝いをする仲介会社にも同じく責任があり、
事故物件であることを売主から伝え聞いていたにもかかわらず、
それを隠して物件を売りつけることは禁止されています。
当たり前と言えば当たり前ですが、
高く売りたいという気持ちばかり前に出てしまって、
こういった問題が発生することもままあります。
売るにしても買うにしても、不動産の売買は高い買い物ですので、
”信頼できる仲介会社に依頼すること”
”信頼できる物件を売買すること”
この2つは大事なことですので、頭に入れておいてください。
P.S.
ちなみに、事故物件は通常の相場よりも良い条件で買ったり借りたりできます。
「気味が悪い!」と思ってしまう人は多いですし、気にする人は気にしますが、
そういったことを全く気にしない人にとっては、費用をかけずに住めるので、
とてもいい条件の物件と言えるでしょう。
事故物件なんて気にしないよ!という人は参考にしてみてはいかかでしょうか?
P.S.S.
「事故物件なんて気味が悪い・・・」、「一体何があったの・・・?」
という声が聞こえてきそうですね。
そんなわけで次回は、
”事故物件で何があったのか?どうやって調べられるの?”
という事故物件で何があったのか簡単に調べる方法をお話したいと思います。
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