事故物件で何があったのか?どうやって調べられるの?
2013年7月25日
先日、”ちょっと変わった事故物件のお話”をさせていただきました。
その物件の紹介文が”あまりにポジティブすぎる”という...
↓その記事はこちら↓
そして、今日は、
”事故物件で何があったのか?どうやって調べられるの?”という
「事故物件で何があったのか簡単に調べる方法」をお話したいと思います。
まず、事故物件(あるいは心理的瑕疵物件とも言う)とは、人が殺されたり、自殺するなど、借りる上で心理的に何らかの欠陥・欠点を有する物件を指します。
もちろん、事故物件であるということは、借りる前に不動産屋が告知をする義務があります。
(当然といえば当然でしょうか...)
しかし、実際不動産サイトなどで「心理的瑕疵あり」とだけ表示されることが多く、どんなことが起きたのかを調べることはできないことが多いです。私たち不動産業者同士でも、事故物件と書いてあるけど「実際にどこで誰が亡くなったんですか?」という質問に対して、明確な答えが返ってこないことが多く、
せっかく物件を買おうと思ってくださっているお客様がいても、事故の詳細をお伝えできないと、お客様も不安に思われますね...
もし、購入を検討している物件があって、それが事故物件だった場合、何が起きたのか、気になりますよね?
そんなときに簡単に調べる3つの方法をご紹介したいと思います。
実は、、、
①事故物件の情報サイトがあります
『大島てる』と呼ばれるこのサイトでは、その物件の住所を調べると「自殺」、「火災による死亡」など、詳細な事故の内容を調べることができます。
しかし、『大島てる』に書かれている内容はかなり具体的なものが多いので、閲覧は考えて判断してください。
ちなみに、ここに掲載されていない事故物件は、漏水や人が亡くなっていない貸物件の可能性が高いです。
②近所の人に聞く
内覧などで物件を見に行く機会があると思いますが、借りようと検討している部屋のとなりの住人に、さりげなく話を聞くという手もあります。事故物件は近所や団地内で人づてに話が広がることが多いので、これも有効な手段と言えます。
③不動産屋に聞く
不動産屋は、事故物件を借りようとしている人にそれを教える義務があります。ですので、聞けば教えてくれます。
ただし、不動産屋に直接聞くのはあまりオススメしません。なぜなら、事故発生後、一度でも誰かが住んだ物件に対して、事故物件だったことを客に伝える義務はないんです。つまり、普通の物件として紹介できますし、事故物件かと聞かれても「そうです」と答える必要もないんです。
それでも、不動産屋の良心がそれを許さなかったり、後後のトラブルの原因にもなるので、聞かれたら教えてくれる不動産屋もあります。もし、いかにも事故物件な感じの物件があったら不動産屋に聞いてみるのも手段の1つだと思います。
この3つの方法で事故物件の詳細を調べることが可能です。
もし、物件の購入を検討されている方は、参考にしてみてください。
P.S.
購入を検討している物件があって、値段が異様に安い場合は一度確認するべきかもしれません。
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