名義人が複数いるときは注意が必要です
2013年5月1日
今日は不動産の名義人のお話です。
不動産の名義人は1人であることが多いのですが、
相続で譲り受けた等の理由で2人以上が名義人になっているケースもあります。
名義人が2人以上いると、名義人全員の同意がないと行えないこともでてきます。
建物だったら、解体や大改造ができなかったり、新築に立て替えたりできません。
土地の場合も、利用形態を変更したり、建物を建築することができません。
不動産買取の現場で遭遇するのが
「名義人全員の同意を得られていないので、売却することができない」
というパターンです。
名義人のどなたかが元々売却する意思がなかったり、
相場の金額と売りたいと思っていた金額が合わなかったり、
売りたい人と売りたくない人が出てきたりします。
名義人全員の同意が無ければ不動産を売却することができないので、
もしあなたの不動産の名義人が複数いらしゃるときは
予め取り決めを行っていた方がいいと思います。
急に売却する必要がでてきたときに
すぐに売ることができなくなってしまうので
注意が必要です。
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